| 【本紙二十日=大森博樹】京都国立博物館(京都市東山区)では、呉昌碩、斉白石、高剣父、徐悲鴻、張大千等など、中国の近現代の著名作家作品の企画展示会を開催。
前期(1月6日〜)後期(2月7日〜)の2部構成になっており、各期間でしか展示されない作品もある。また、中国国内でも展示されない貴重な作品も数多く出展。
目玉は、近代中国画壇の中心人物である陳師曾、高剣父、徐悲鴻等の作品であり、
彼らは、日本留学や遊学体験を通し、中国絵画近代化に多大な影響を与えた。
今回の展示会は、上海博物館・香港博物館からの協力も得ており、同館として、これほどの規模の中国絵画展は初の試みであるという。展覧会では、中国画壇と同時代の日本画壇のコントラストを通じ、清朝末期から中華人民共和国へ移行する時代の中で、政治の動きとは別に絵画を通して、文化交流を深め、互いに影響を及ぼしていた事実を紹介している。同館学芸部長の西上氏はインタビューの中で、この展覧会を通して近代の日中文化交流の歴史に思いを巡らしてほしいと考えている。
京都国立博物館は、2012年2月11日(土)に、国立京都国際会館アネックスホール(京都市・左京区)にて、中国近代絵画の形成と日本をテーマに国際シンポジウムの開催を行う。
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