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巨大地震後、正断層型に―海洋機構
 
 東日本大震災の巨大地震の影響で、太平洋プレート内部の力作用が変化し、プレート内地震の発生メカニズムが変わったことが、海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)の調査で分かった。プレートが左右に引っ張られて上部がずり落ちる「正断層型」に変わった。研究成果は31日付の米地球物理学連合の学術誌に掲載された。
 海洋機構は昨年4月下旬から約2カ月間、宮城、福島両県の東にある日本海溝東の太平洋プレート上で地震を観測。南北150キロ、東西80キロ、水深5000〜6000メートルの海域で海底地震計などを使い、プレート内地震を調べた。
 3月11日午後2時46分に起きたマグニチュード(M)9.0の巨大地震以前は、プレートの深さ約20キロの浅い部分では正断層型が起き、約40キロではプレートが圧縮し合って上部が滑る「逆断層型」地震が起きていた。一方、調査期間中に分析できた50回の地震はすべて、約40キロの深い部分でも正断層型だった。
 研究チームは「M9.0という巨大地震の発生により、プレート内の力作用のバランスが崩れた。浅い部分と深い部分の両方が同方向に動くことで、内部でM8程度の正断層型の大地震が起きる恐れもある」としている。 

巨大地震後、正断層型に―海洋機構
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